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  徹底的な錆落としと下地作りから始めるタンクのリペイント〕
  へこんだタンクは、まず板金で形を復元していく〕
  破損したエンブレムの取り付けマウントも修理することは可能だ
■徹底的な錆落としと下地作り
      から始めるタンクのリペイント
ここでは当時のタンクを使ったリペイントの手順を紹介していく。作業のポイントはまず、錆落としや下地作りだろう。手を抜いては、良い仕上がりは期待できない。また、数多くの手順を踏む作業を手間を惜しまず確実にこなしていくことも重要だ。しかもZの塗装は色あせや塗り作業にも熟練が必要。というのも当時の純正の外装は、生産時期などによって微妙に色が違っていたいという。その上、すかし塗装だ。単に純正と同じ色で塗り直すと言っても、仕上がりは職人の腕前次第なのだ。
まずタンクの状態を見るために古い塗装を剥離する。穴が開いていないか、錆が進行している部分はないかを点検。過去に塗られたパテも剥がしておく。
タンクの地肌表面をサンダーで磨いていく。これは錆落としと同時に、地金に細かい傷を付けて塗料の密着を良くするために行う。
タンク下側や、鉄板の溶接部分などはサンダーでは磨きづらい。そのような箇所はサンドブラストで、錆落としと下地作りをする。
地肌剥き出しのタンクは、そのままでは錆が出るので、すぐに次の工程のパテ入れに移る。まずは板金パテで小さなへこみや、錆を落とした跡を埋める。
板金パテを乾燥させ、サンダーで研いで形を出していく。もしパテの盛りが足りないところがあれば、再度パテを盛って削る。
続いてポリパテを塗っていく。これは板金パテのす穴を埋めるためだ。もちろん乾燥後には表面を研いで、平らに仕上げていく。
サフェーサーを吹き付ける。それを一晩かけて乾燥させ、サンドペーパーやスコッチブライトを使って足付けをしていく。足付けとは、塗装が剥がれにくいように、サフェの表面に細かな傷を付けていくことだ。
いよいよ色を入れていく。まずはオレンジになる部分にホワイトを塗り、そしてマスキングをする。テープを張るのは、仕上がったときにオレンジになるところ。つまり火の玉と、その外のラインの部分だ。
マスキング後、仕上がり時にブラウンとなるところを塗っていく。ここで塗るのがガンメタのような色だが、これが後の作業でオレンジのクリアを乗せたときにブラウンになるというわけだ。
表面が乾いたところでマスキングテープを剥していく。この段階でのタンクの色は、彩度の全くない、ただの白黒のようにも見える。
オレンジのクリアを吹き付ける。白とガンメタにオレンジを乗せると、ご覧の火の玉カラーになるのだ。この塗色はクリアの塗る厚さで濃さが変わるので補修ができない。ホコリなどが付かないよう塗装ブースは完全に閉め切って、細心の注意を払いながら作業は行われる。
完全乾燥後にポリッシュで仕上げる。塗装面は、ポリッシュする磨き仕上げと肌を残す仕上げがあるが、Zの場合は磨きの方が一般的に好まれるという。磨き作業を済ませれば作業は終了だ。
というわけで、これが完成したタンクである。リペイントで新車当時の輝きが見事に蘇った。
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■へこんだタンクは、
       まず板金で形を復元していく
タンクがへこんでいるときは、まず板金で修正する。引っ張って、出過ぎたところを叩いて・・・という板金作業で元の形状に戻していき、それから細かな凹凸をパテで仕上げるということになる。またリペイントで剥離をして、パテを大きく盛ってあるような部分が出てきたときも、まず板金でできるだけ修正しておくべき。30年ほど経って、転倒したことのない車両というのはほとんどないだろうから、板金はタンクのリペイント時に行われるひとつの作業を考えておいていいだろう。
通常バイクのタンク修正は、へこんだ部分を引き出す作業からはじめる。引くためのリングを溶接するため、へこんでいる部分の塗装をサンダーで削り、地金を出しておく。
タンク内のガスっ気が完全に飛んでいることを確認の後、溶接機のアースをタンク裏に接続し、へこんだ部分に引っ張るためのリングを溶接していく。
リングにスライディングハンマーをセットし、へこみを引っぱり出す。まず角の硬い部分を8割ほど引っぱり出し、そして柔らかい部分を引いて9割くらいまで戻す。
へこみがあるときは、その周囲が出っぱっている。へこみを引きながら、出っ張っているところを叩いて元の形状に戻していくのが作業のコツだ。
最終的には本来よりわずかに低いくらい、パテを薄く塗って面を出せるくらいに仕上げる。パテを盛ってから高い部分を叩いたのではパテの密着が悪くなる。
これが板金作業終わったタンク。引っ張り、叩きの作業のほか、もし穴が開いてしまっているものであれば、同時にTIGの低温溶接で穴埋めをしておく。
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■破損したエンブレムの取り付け
        マウントも修理することは可能だ
タンクのエンブレム部分は水が溜まりやすいところ。よって、エンブレムで隠れた裏の部分で錆が進行し、エンブレムで隠れた裏の部分で錆が進行し、エンブレムの台座がダメになっているというケースは少なくない。また、エンブレムが外され、台座の上からパテを盛られているようなものもよく見かける。そういうタンクに本来のエンブレムを付けるにはどうしたらいいのか?もちろん、エンブレムをつけられるように修理する方法もある。通常はあきらめるユーザーがほとんどだが、ここではその修理方法を紹介していくことにする。
程度の悪いタンクのなかには、エンブレムには、エンブレムのマウントがダメになっているものもある。写真もそんな例のひとつだが、ここでは、このタンクを題材に修理の手順をみていこう。
まずはサンドブラストで錆を落とす。それからエンブレムマウントのスポット溶接で接合されている部分をベルトサンダーで削って剥していく。
スポット溶接されている部分の周辺をある程度削っていけば、古いエンブレムマウントは外れる。外しにくい場合はプライヤーなどで軽く引いて外せばいい。
タンク側をベルトサンダーなどで綺麗にならし、錆も落としてから、新たに製作したエンブレムマウントの位置合わせをする。3箇所の溶接位置を見極め穴を開ける。
新たなマウントになるプレートは、タンクの湾曲に合わせてハンマーで板金しておく。そして、準備が整ったらいよいよそれを溶接で付けていく。
溶接部分をベルトサンダーなどで平らにならせば、これでエンブレムのマウントは修理完了。もちろん防錆の意味で、早々に塗装などを行うことが必要だ。
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